小児歯科治療について
投稿日:2017年6月20日
カテゴリ:スタッフブログ
院長の那須です。
今日は小さな女の子の乳歯を抜歯するケースがありました。
とても素晴らしい子で、麻酔の際も全然泣かずに大人しく処置させてくれました。
最近では歯並びの悪い小児を診る機会が多くあります。
昔と比べ顎が小さいお子さんが増えてきているからではないかと思います。
歯並びが悪いことで歯磨きが難しくなり、もともと虫歯になりやすい乳歯がより虫歯のリスクを上げてしまいます。
小児矯正の相談を受けることも増えてきていますが、当院では永久歯と乳歯の両方がはえている時期(混合歯列期)には、保険治療内で行える様な処置を優先し、それでも難しい場合に矯正治療をおすすめするようにしています。
例えば、後続永久歯のはえてくるスペースが無いことで歯並びが悪くなるケースが多いので、スペースを作るため、隣の乳歯の側面を削ったり、早めに乳歯を抜いたりすることでスペースを確保するようにしています。
ただ、全員に共通させる事は難しいのでしっかり診査することがとても重要です。
お子さんの歯並び、虫歯を心配している保護者の方は多くいらっしゃるかと思います。
疑問等あれば歯科医院での診査をしてもらってはいかがでしょうか?
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