歯科口腔外科もお任せを
投稿日:2017年5月8日
カテゴリ:スタッフブログ
- 院長の那須です。
- ゴールデンウィークも終わってしまいましたね。
- 皆さんは良い休息はとれましたか?
当院としては5日間のお休みを頂き、月曜からは通常診療に戻りますので宜しくお願い致します。
今回は前回の続きにもなりますが、僕が6年程帝京大学ちば総合医療センターの歯科口腔外科でお世話になって学んだ事を書こうと思います。
歯科口腔外科というと、多くの大学病院は親知らずの抜歯などの町の歯医者さんで難しいとされる処置を行います。
帝京大学では、もちろんそういった処置も多く行ってきましたが、他の科にかかっている患者さんや、全身疾患でかかりつけの歯科医院での治療が困難な方の歯周病治療や虫歯治療をする機会がかなり多くありました。
おかげで一般の開業医では身につける事が難しい外科処置、逆に口腔外科だと身につける事が難しい歯周病や虫歯治療の両方を学ぶ事ができました。
親知らずの抜歯は大きい病院でないと抜けないと思っている方も多いようです、確かにその方が安全な場合があります。
親知らずの根の先付近には神経や太い血管が通っているため抜歯時に損傷してしまう可能性があるんです。
僕が学んだ事の中の1つに、安全に抜歯できるかそれとも神経と根の先の関係をより良く調べた方が良いかの判断ができる目も身に付いたのではないかと思っています。
親知らずで悩んでいる方もいらっしゃるかと思います。今ではすぐに抜かずに、親知らずを使って他の場所に移植する事も含めて抜歯するか、まだ残しておいた方が良いかも判断した方が良いケースもあります。
今回も話が伝わりにくいかもしれませんね(汗)、もし心配に思うことや疑問があれば気軽にお問い合わせください。
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